< img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=1094061016523056&ev=PageView&noscript=1" /> 災害・停電・キャンプ別!ポータブル電源の正しい充電方法と時間・注意点
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ポータブル電源の充電方法6選|充電時間・注意点・災害時の対策

ポータブル電源の充電方法6種類を紹介するアイキャッチ画像

この記事を書く前に、ポータブル電源の充電方法に関する記事をいくつも調べました。どの記事でも紹介されているのは、AC充電・車載充電・ソーラー充電の3つの方法です。しかし、「どの充電方法が一番速いのか?」「どれくらい速いのか?」「災害が発生したらどうすればいいのか?」「停電したらどうすればいいのか?」「ポータブル電源が満充電になるまでどれくらい時間がかかるのか?」といった疑問については、納得できる答えを見つけることができませんでした。

そこで、市販されている代表的なポータブル電源を調査し、私が所属するPiforzで実際に測定したデータもあわせて検証したうえで、こうした疑問に答えるためにこの記事を書きました。この記事を最後まで読めば、次のことが分かります。

・容量ごとのポータブル電源は、6つの充電方法でそれぞれどれくらい時間がかかるのか?
・急速充電技術は何が速いのか?どれくらい時間を短縮できるのか?
・台風や地震などの災害時や停電時には、どの充電方法を優先して使うべきなのか?
・充電しながら使用しても安全なのか?充電し続ける場合や長期間充電しない場合、バッテリーに影響はあるのか?などのポイント

ポータブル電源の充電方法にはどんな種類がある?

日常的によく使われる基本的な充電方法は、
AC充電・車載充電・ソーラー充電の
3
つです。しかし、それ以外にも、ポータブル電源同士の充電、発電機による充電、
AC
コンセントとソーラーパネルを併用する同時充電など、いくつかの応用的な充電方法があります。まずは基本となる
3
つの充電方法を理解し、そのうえで使用環境に応じて、ほかの充電方法も活用すると、より柔軟に充電できるようになります。

ポータブル電源の6つの充電方法をイラストで図解

1.ACコンセント充電

ポータブル電源を購入すると、メーカーから対応するACアダプターと電源ケーブルが付属しています。製品が届いたら、そのまま家庭用コンセント(AC100V)に接続して充電できます。自宅はもちろん、キャンプ場でもコンセントがあれば手軽に充電できる方法です。

メリット:

多くのポータブル電源では、AC入力の最大入力電力は車載充電やソーラー充電よりも高く設定されています。そのため、同じ時間で比較すると、AC充電のほうがより多くの電力を充電できます。コンセントが使える環境であれば、AC充電が最も短時間で満充電にできる方法です。さらに、最近ではAnkerやJackery、Piforzなど、一部のメーカーで急速充電技術が採用されています。例えば、私が現在使用しているPF2000は急速充電に対応しており、自宅のACコンセントで充電すれば、満充電まで約1.5時間しかかかりません。

2.車で充電する

車からポータブル電源を充電する方法は、大きく分けると2種類あります。1つはシガーソケット(アクセサリーソケット)から充電する方法、もう1つはEVのV2L(Vehicle to Load)機能を利用する方法です。

ガソリン車でもEVでも、シガーソケットを使ってポータブル電源を充電できます。

また、一部のEVやプラグインハイブリッド車(PHEV)は「V2L」に対応しており、車載バッテリーの電力を直接ポータブル電源へ供給できます。この方法は従来のシガーソケット充電よりもはるかに高速で、家庭用コンセントで充電するのとほぼ同じ速度です。一方、ガソリン車の場合は、燃料を消費してポータブル電源を充電することになります。

普段から車で出かけることが多い方なら、車内で充電できるこの方法はとても便利です。ドライブや車中泊、長距離移動の途中でも充電できます。ただし、次の点には注意してください。

1.シガーソケットからポータブル電源を充電する場合は、エンジンを停止した状態で充電しないでください。ポータブル電源の充電は電力を多く消費するため、エンジン停止中に充電すると車のバッテリーを消耗してしまいます。その結果、しばらく充電したあとに車を始動しようとしても、バッテリー上がりでエンジンがかからなくなる可能性があります。

2.V2Lでポータブル電源を充電する場合は、必ず車両をPレンジに入れて安全に停車した状態で行ってください。また、車両を充電している最中にV2Lで外部へ給電することは禁止されています。

3.ソーラーパネル充電

ソーラーパネルでポータブル電源を充電する方法は、災害時や電源が使えない状況で特に役立ちます。ただし、この方法は天候や日照時間の影響を大きく受けます。天気が悪い日や、ソーラーパネルの設置角度が太陽光に適していない場合は、充電効率が半分程度まで落ちることもあります。

4.ポータブル電源同士で充電する(応用的な使い方)

この方法は少し珍しく、あまり知られていませんが、大容量の蓄電池から小容量のポータブル電源へ充電できる場合があります。防災用として複数の電源を備えている家庭であれば、この方法を活用することも可能です。ただし、この機能に対応している機種は限られており、家庭用蓄電システム(ホームバッテリー)クラスの製品であれば、ポータブル電源を充電できるものがあります。

注意:

1.ポータブル電源の入力ポートの対応電圧・電流が、蓄電システム側の出力仕様と一致している必要があります。仕様が合っていない場合は充電できません。

2.ブランド間の互換性にも注意が必要です。充電される側の入力電圧と、蓄電システム側の出力電圧が一致していれば、理論上は異なるブランド同士でも充電できます。ただし、一部の機種では他社製電源からの充電が制限されている場合があるため、異なるブランド同士で使用する場合は、事前に双方の取扱説明書や仕様を必ず確認してください。

3.この使い方はメーカーが想定している使用方法ではありません。不具合が発生した場合、保証の対象外となる可能性があります。そのため、実際に行う前には十分に検討したうえで自己責任で使用してください。

5.発電機で充電する(応用的な使い方)

発電機による充電は、本質的にはAC充電の一種ですが、ここでは応用的な充電方法として個別に紹介します。発電機を使ってポータブル電源を充電する方法は、天候が悪くソーラーパネルで十分に発電できないときの予備手段として適しています。特に自然災害や停電時など、緊急に電源を確保する必要がある場合には、発電機で発電しながらポータブル電源を充電できます。ただし、燃料を別途用意する必要があるほか、騒音や排気ガスの問題があるため、使用できる環境には制限があります。

注意事項:

1. 必ず正弦波インバーター式の発電機を使用すること

現在販売されている多くのポータブル電源は、正弦波に対応した設計になっています。そのため、発電機が正弦波インバーター式でない場合は、充電時にエラーが表示され、正常に充電できないことがあります。特に、一般的な旧式の発電機(正弦波インバーター式ではないもの)は、使用できない可能性があります。

2. 使用環境に注意すること

発電機は使用時に排気ガスを排出するため、必ず風通しの良い場所で使用してください。また、運転時の騒音は約60~70dBあります。日本で使用する場合は、PSE認証に適合した発電機を選ぶことをおすすめします(ポータブル電源本体はPSEの対象外ですが、発電機およびACアダプターはPSEの対象となります)。

6.ACコンセントとソーラーパネルを同時に充電する

家庭用ACコンセントとソーラーパネルを同時に使ってポータブル電源を充電する方法は、ここ数年で普及してきた充電方法の一つです。この方法を利用するには、ポータブル電源が「デュアル充電」に対応している必要があります。つまり、異なる入力ポートを備えており、ACコンセントとソーラーパネルから同時に充電できるモデルであることが条件です。

メリット:

単一の充電方法と比べて、満充電までの時間をさらに短縮できることです。数十分から数時間ほど充電時間を短縮できる場合があります。実際に私がテストしたところ、PF2000はACコンセントの急速充電のみでは満充電まで約1.5時間、400Wのソーラーパネルのみでは4時間以上かかりましたが、この2つを同時に使用すると約1時間で満充電になりました。

注意事項:

1. 対応機種であることを確認する

この方法で充電する場合は、必ずメーカーの取扱説明書を確認し、「デュアル充電」に対応していることが明記されたモデルであることを確認してください。

2. 専用ケーブルを使用する

充電する際は、メーカーが指定する接続方法および専用ケーブル(ACアダプターやソーラー入力ケーブルなど)を使用する必要があります。

災害が発生したらどうする?

台風や地震が発生したり、停電になったりした場合はどうすればいいのでしょうか。このような状況では、ポータブル電源が家庭で唯一の電力源になることもあります。しかし、そのポータブル電源のバッテリーまで使い切ってしまったら、どうやって充電すればよいのでしょうか。

まず、慌てないでください。自然災害が近づいているという情報を見たら、その時点で家庭にある予備のポータブル電源をコンセントにつないで充電しておきましょう。

すでに停電している場合は、まず天候を確認してください。日差しがあるなら、ソーラーパネルを日当たりの良い場所に設置して、ポータブル電源を充電しましょう。充電できるだけ充電しておくことが大切です。

次に、自宅に発電機があるか確認してください。発電機がある場合は稼働させて発電しましょう。この方法は、災害時には最も安定した発電方法の一つです。燃料さえ確保できていれば、継続して発電できます。

最後に、車がまだ始動できるか確認してください。燃料が十分に残っている場合は、エンジンを始動し、シガーソケットからポータブル電源を充電できます。ただし、充電を始める前に必ずエンジンを始動してください。エンジンをかけずに充電すると、車のバッテリーが上がり、その後エンジンがかからなくなるおそれがあります。

災害・停電時にポータブル電源を充電する方法の解説図

容量別|ポータブル電源の充電時間比較

理論上の充電時間は、次の計算式で求めることができます。

容量 ÷ 入力電力(W)× 1.2(変換ロス係数)=充電時間

以下は、Piforzの容量が異なる4種類のポータブル電源を実際にテストして得られたデータです。

前提条件:家庭用ACコンセントは日本の100V仕様、ソーラーパネルは400W、車載充電はシガーソケット充電を使用。

充電時間比較ACコンセント(100V)車載充電ソーラーパネル充電蓄電システムから充電発電機充電AC+ソーラーパネル同時充電
PF200(240Wh)約4時間約2時間約2時間約5時間約6時間非対応
PF500(518Wh)約4.3時間約8時間約5時間約6時間約4時間非対応
PF1500(1210Wh)約6時間約10時間約6時間約8時間約6時間非対応
PF2000(1536Wh)約1.5時間約12時間約4時間約2時間約1.5時間約1時間

注: この充電時間は、特定の条件下で実測した値です。実際の使用環境(天候、室温、ケーブル、バッテリーの状態など)によって変動する場合があります。あくまで参考値としてご確認ください。

このテストで注目すべき点は、車載充電の所要時間は、容量に比例して増えるわけではないということです。

PF500・PF1500・PF2000の3機種は、本来であれば120W以上の車載充電入力に対応しています。しかし、実際には車載充電側の最大電流によって入力が約120Wに制限されるため、大容量(1200Wh以上)のポータブル電源では満充電まで10時間以上かかる一方、小容量(約200Wh)のモデルであれば約2時間で充電できます。

そのため、車載充電は大容量のポータブル電源にとって主要な充電方法というよりも、旅行やドライブの移動中に電力を補うための補助的な充電方法として活用するのが適しています。

また、この4機種のうち、PF200・PF500・PF1500の3機種は、急速充電技術とデュアル充電機能(ACコンセントとソーラーパネルからの同時充電)には対応していません。一方、PF2000は急速充電とデュアル充電の両方に対応しているため、ACコンセント充電、ソーラーパネル充電、蓄電システムからの充電、発電機充電、そしてACコンセント+ソーラーパネルの同時充電という5つの充電方法すべてで、比較的短時間で充電できます。充電方法の選択肢が多く、充電時間も短いため、キャンプや防災用のバックアップ電源として検討しやすいモデルと言えるでしょう。

同容量モデル3機種の急速充電時間比較

異なるメーカーの製品を比較しているため、「蓄電システムからの充電」と「ACコンセント+ソーラーパネル同時充電」については、対応状況が機種ごとに異なることから、今回の比較には含めていません。これら2つの充電方法に対応しているかどうかは、最終的には各メーカーの取扱説明書をご確認ください。

充電方法Piforz PF2000(1536Wh)Anker Solix F1500(1536Wh)Jackery ポータブル電源 1500 New(1536Wh)
ACコンセント充電約1.5時間約2時間約1.5時間
車載充電約12.8時間約12.8時間約12.8時間(※専用Drive Chargerを使用した場合は約4.5時間)
ソーラーパネル充電約3時間約2.6時間約4.5時間
発電機充電約1.5時間約2時間約1.5時間
UPS切替時間≤10ms<20ms10ms

以上4つの充電方法を比較すると、3機種とも急速充電に対応していることが分かります。ACコンセント充電では、PF2000とJackery ポータブル電源 1500 Newはいずれも約1.5時間で満充電となり、Anker Solix F1500より約30分短い結果となりました。

車載充電では、3機種とも標準的な充電時間はほぼ同じです。ただし、Jackery ポータブル電源 1500 Newは、専用のDrive Chargerを別途購入することで、車載充電時間を約4.5時間まで短縮できます。

PF2000は、ソーラーパネル充電では最大500W入力に対応しており、最短約3時間で満充電になります。同容量クラスとしては十分に速い充電性能で、ソーラー充電速度はJackery ポータブル電源 1500 Newを上回る一方、Anker Solix F1500には及びません。

UPS切替時間については、PF2000とJackery ポータブル電源 1500 Newはいずれも約10msで、ほぼ同等の性能です。一方、Anker Solix F1500は20ms未満となっており、この3機種の中では最も切替時間が長い結果となっています。

注: 現在では、Anker、Jackery、EcoFlow、Piforzなど主要メーカーの1500Wh以上のモデルは、ほとんどが急速充電に対応しています。一方で、エントリーブランドや低価格モデルの中には、急速充電機能を搭載していない製品もあります。購入する際は、仕様表で**最大入力電力(W)**を必ず確認するようにしましょう。

データの出典について:
Anker Solix F1500およびJackery ポータブル電源 1500 Newの充電時間は、各メーカーの公式サイトに掲載されている数値を参考にしています。Piforz PF2000のデータは実測値です。メーカー公表値と実際の測定結果には、多少の差が生じる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

充電時の注意点

普段ポータブル電源を充電するときは、充電方法だけでなく、充電時の細かなポイントにも注意することが大切です。こうしたポイントは、ポータブル電源の寿命にも大きく影響します。

1. 純正または認証済みの充電ケーブル・アダプターを使用する

メーカーや機種によって、対応する入力電圧や入力電流の仕様は異なります。仕様に合わない充電ケーブルやアダプターを使用すると、正常に充電できないだけでなく、場合によっては安全上の問題につながるおそれもあります。

2. 充電前に端子やケーブルの状態を確認する

充電ポートにサビ・変色・破損がある場合や、ケーブルの被覆が破れていたり、劣化していたりする場合は使用を中止してください。そのまま使い続けず、できるだけ早くメーカーへ問い合わせることをおすすめします。

3. 適切な温度環境で充電する

多くのポータブル電源の充電可能温度は0℃~40℃です。この範囲を超える低温または高温の環境で充電すると、保護機能が作動して充電できなくなる場合があります。また、バッテリーの劣化を早める原因にもなります。

4. 発電機で充電する場合は出力方式を確認する

発電機を使用する場合は、正弦波インバーター式であることを確認してください。前述のとおり、一般的な旧式の発電機では出力波形の違いにより、充電エラーが発生する場合があります。また、オフグリッド環境(商用電源を使用せず、発電機のみで給電する環境)では、一部のポータブル電源(PF2000など)は周波数(50Hz/60Hz)を手動で設定する必要があります。

5. 長期間使用しない場合は定期的に充電する

しばらく使用しない場合は、バッテリー残量をある程度残した状態で保管し、約3か月ごとに一度充電することをおすすめします。

ポータブル電源の充電に関するよくある質問

充電するなら、どの時間帯がベストですか?

AC充電の場合は、できるだけ電気料金が安い時間帯を選ぶのがおすすめです。日本では、契約している料金プランによっては夜間の電気料金が昼間より安く設定されている場合があります。お住まいの地域や電力会社の料金プランを確認し、電気料金が最も安い時間帯に充電するとよいでしょう。

ソーラーパネルで充電する場合は、天候が重要です。日差しが最も強い時間帯に充電すると、充電効率も最も高くなります。

充電したまま挿しっぱなしでも大丈夫ですか?

満充電になったあと、うっかり短時間そのままにしてしまう程度であれば、基本的に問題ありません。多くのポータブル電源には過充電保護機能が搭載されており、満充電になると自動的に充電を停止します。

ただし、長期間にわたって満充電のまま充電を続ける状態は、通常の使用と比べるとバッテリーの劣化を早める原因になります。スマートフォンを長時間充電器につないだまま使用するのと同じようなイメージです。

一方、UPS(無停電電源装置)として使用する場合は話が別です。UPSとして運用する場合は、基本的に常時コンセントへ接続したまま使用します。例えばPF2000では、スマートBMSが満充電後に自動で充電を停止し、必要に応じてトリクル充電で電力を補充する仕組みになっています。

長期間充電しなくても大丈夫ですか?

数日間使用しない程度であれば、特に気にする必要はありません。

ただし、半年など長期間使用しない場合は、定期的にバッテリー残量を確認し、必要に応じて充電してください。バッテリーは保管中でも少しずつ自然放電します。長期間充電しないまま放置して残量が0%になると、過放電状態になる可能性があり、バッテリーの劣化や容量低下を早める原因になります。さらに状態が悪化すると、その後充電できなくなることもあります。

使用シーンに合わせた充電方法の選び方

同じポータブル電源でも、使う目的によって最適な充電方法は異なります。

キャンプや車中泊、RV旅行で使うことが多く、コンセントがない環境で過ごす機会が多い場合は、車載充電とソーラーパネル充電を組み合わせるのが現実的です。

防災対策として家庭のバックアップ電源にする場合は、普段からACコンセントで充電し、できるだけ満充電の状態を維持しておくことをおすすめします。また、停電に備えてソーラーパネルも用意しておくと安心です。

自宅でのテレワークや日常使いが中心で、外へ持ち運ぶ機会も多い場合は、急速充電に対応したポータブル電源を選ぶと、より使いやすいでしょう。

ポータブル電源の選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください:停電時に最適な家庭用ポータブル発電機の選び方

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